10日ほど前に琵琶湖で起きた無人のボートが旋回し
その後遺体で発見されたと残念な事故がありましたが
自分は海がベタ凪の日などはサーフが「湖みたい」と
形容する事があります。
湖は外洋と直接繫がっていないので
荒れた日でも波などあまり立たないと思っていましたが、
海と同じように波が経ち、海とは波の周期が違う為に
細かい風波が立つ。
仕事で付き合いある人が、琵琶湖へバス釣りに通っていて
フローターで岸に戻れなくなった話を突然始めた。
甘く見た天候の変化・・強風が吹き出し岸に帰れなくなる。
その日は朝から晴れていたそうで、天気予報も快晴。
手漕ぎのフローターでの釣りは慣れてきた10回目程。
そんなに岸から離れたところに行くつもりもないし、
何も考えずにいつも同様の釣りを楽しんでいたそうです。
しばらくすると風が吹き出したが、晴れているしフローターでの釣りも
それなりに慣れてきていたので天気予報もチェックせずに
そのまま釣りをしていたら、見る見るうちに岸から離れていき
手漕ぎのフローターでは漕いでも漕いでも岸に近づかない・・・・
まだこの時は晴れていたので「そのうちに風も止んで戻れるだろう」と
軽く思っていたそうです。
「お~フローターと一緒にバスが泳いでいる!」
まだまだ余裕だったそうです。
しかし風は止まずに風波が立ち、遂には焦り岸に漕ぎ出すが
既に人力では戻れない距離まで流されてしまっていて
たまたま通ったバスボートに救助されたそうです。
この件があってから琵琶湖へバス釣りに行くのを辞めてしまったそうですが
海釣りは続けており、友人が操縦するクルーザーで沖に出ると
今でも琵琶湖で流された記憶がよみがえり
「天気予報のチェックばかりしてる。」と
笑って話してましたが、「湖も海も危険なのは同じだよ!!」
身を持って感じたと話してました。
梅雨が終われば釣りに出かける人もさらに増えると思いますが
夏は急な雨や天候の変化が大きく、少しでも天気予報で雨や風が
強くなる予報が出ている時は
「湖だから大丈夫!」と甘い考えを捨て、釣りをしない強い気持ちが
必要ですね!
以前も書いた言葉ですが「釣りで死んじゃダメです!」