波、地形

釣り場開拓「ベイトが溜まるワンドの魅力」

2017年は改めてワンドの重要性を

思い知らされた一年でした。

 

もしも釣れない冬の時期に、ベイトの存在を無視して

春や秋シーズンを見越した釣り場開拓の

参考になればと思います。




ワンドにはベイトが溜まる

 

ベイトとなる小魚達は、夕方辺りから

岸際に寄って夜を過ごして陽が上がると

沖の深場に落ちていく・・・・・。

こう言われることが多いですが全てがこれではない

事を今年実感した。

 

朝も昼も夜もその場近辺から動かない場合がある。

それは、沖にフィッシュイーターの大きな魚の群れが

丁度ワンドから出てくるベイトを待ち構えているからです。

 

画像で説明しましょう。

 

まずワンドはサーフ、磯、池、河川にもどこにでも

存在します。

地形がえぐれて見えるのでグーグルMAPで見ると

分かり易いですよね。

 

こんな感じの場所です。

 

ベイトが接岸するシーズンになると

フィールドによって違いはあるけども

必ずベイトが陸に近い位置に接岸する一帯があります。

時期まで特定するには通うしかありませんけどね。

 

今年体感した状態は赤丸の範囲にどの時間帯に

訪れてもベイトだらけ。

陽が上がっても沖に出ない。

 

ある時、この付近で漁業している人に

話を聞いた・・・・・。

one「どうしてあの場所ベイト貯まるんですか?」

 

漁師「あそこは有名な場所で、大型の魚の群れが

ベルトの帯を作って捕食をする場所になってる。

ワンドの中に群れで小魚を追いやって

出てくるベイトを待ち構えるから逃げ場が無くなり

朝も昼も夜も溜まるんだよ。」

「その証拠にフィッシュイーターがいる帯状のラインから

少し沖に出てしまうと全く魚が獲れなくなる時期があってね

・・・・・これ以上は言えないけどね」

 

ははは、なるほどね。

シーバスは漁港などに群れで役割を決めて

追い込む習性がありますが、

追い込み役、逃げないように壁を作る役など

役割分担まであると聞いたことがある。

 

サーフでも湖でも必ず大小の違いはあっても

ワンドは存在します。

 

 

 

ぜひ釣り場開拓する際は

『ワンド』に注目して開拓を楽しんでみてください!

海の場合は潮通しの良いワンドは最もよいです。

 

ワンドにベイトが溜まる時期を探り当てると

安定した釣果を得ることが出来るようになりますよ!





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