遂に神の領域に人が到達してしまったのか?
実験ではなく販売されました。
遂に遺伝子組み換えサーモンが食卓へ
米バイオベンチャー「アクアバウンティ・テクノロジーズ」(マサチューセッツ州)は
4日、遺伝子組み換え技術で開発した
通常の2倍の速さで成長するサケを、
1~6月にカナダで販売したと発表した。
英科学誌ネイチャーのニュースによると、
農作物ではなく動物の遺伝子組み換え商品が一般市場で販売されたのは世界初という。
同社は2015年、米食品医薬品局(FDA)からも食品としての承認を得ており、
米国内での販売計画も進めている。現在はカナダやパナマの陸上施設で養殖しているが、
中西部インディアナ州に施設の建設を計画。
環境保護団体から「安全性が不明」との懸念の声が上がっている。
成長が速いキングサーモンの成長ホルモン遺伝子を大西洋サケに組み込み、
少ない餌で効率良く育てることができるのがメリットとしている。
カナダでは約5トンを売り、売り上げは5万3千ドル(約590万円)だった。
遺伝子組み換え商品は、将来訪れるであろう
「飢餓問題を救う」と随分前から叫ばれているが、
実際に飢餓問題が起こるのだろうか?
これだけ食べ物が廃棄処分されているというのに・・・。
日本で生活する感覚だと情けない事に全く危機感はない。
養殖サーモンは一筋縄ではいかない?
以前ご紹介した福井県で養殖している
『福井サーモン』福井サーモンお味は?
今季初出荷の際は話題となりましたが
実は・・・・・・
生存率が悪く、採算ラインの7割を下回り
厳しい状態となっています。
魚が進化の過程で類似種と交配し、
生きる為に進化するのであればその後も進化し続け
生き延びるのでしょうが、
人の手によって進化させるものはそう簡単ではないという事ですね。
今回記事にした、遺伝子組み換えサーモン。
人体に影響はないとしても、
2倍の成長速度で育ったサーモンを好んで食べたいとも思わないし
飢餓が迫っていると全く感じれないので
この様な話は雲の上の話としか感じれないのだが
いずれ知らない間にこの様な食品が陳列されるスーパーも
出てくるでしょう。
何より、早く育てた物を養殖業の餌としても使われていくかもしれない。
結果、それを食べて育ったものを我々が食べるという事になるのでしょう。
遠い未来では
遺伝子組み換え食品の方が安全
なんて映画のような世界になっていないことを祈りましょう!