今年もお盆期間中、日本全国で釣り人数名が亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。
事故に遭う原因は、予期せぬ大波にさらわれるから起きるわけですが
釣り人を惑わすのが、1mという波の高さです。
場所によっては釣りは完全に不可能。
場所によっては釣りが可能。
場所によって波高計が示す波の高さは違うし、地形によっても倍以上波の高さは変わります。
現在はスマートフォンなどで、近くに波高計の情報を容易に確認できますが
当然のようにその釣り場ピンポイントの波高計では無いし
何よりも自宅から海までの距離が近い人は、波が高ければ釣りを諦める気持ちの切り替えが早い。
しかし釣り場まで遠い人は、
釣り人を惑わす「せっかく釣り場まで来たし・・・」
2度も人の命に係わる「惑わす心が顔を出す。」
ライフジャケットを着けているから・・・
ウエットスーツを着ているから・・・
波が1m以上ある場所で落水した場合、
残念ながら安全装備を付けていても助かる保証は一切ありません。
どうすれば良いのか?
「釣りを諦めて帰る」
これが一番の方法です。
100%自己責任です。
誰が悪いでもなく、全て自分が決断することです。
強い心を持ってください。
あなたが釣りで命を落せば、
あなたの会社は人員が足りなくなり困ります。
あなたの家族は悲しみます。
あなたの恋人は悲しみます。
あなたの友人は悲しみます。
あなたのペットは死んでしまうでしょう。
その釣り場は釣り禁止になります。
その釣り場付近の漁協は捜索に手間を盗られ漁が出来なくなります。
この内容以上に波が高い日、釣りをするメリットはありますか?