相変わらず、釣りにおけるマナー問題は毎日のようにSNSを騒がす。
数年前はFacebook、昨年はTwitter、今年はInstagram?
どこで話題になろうが同じだが、
「釣り人みんなに迷惑が掛かる」という言葉自体は抑止力にもなりません。
そしてSNSはその人の経歴や貢献度などすべてを消し去り
「悪い事であればみんな叩いてるから、一緒に叩けば怖くない!」的な風潮で
ほとんどやってることは近所で集まって陰口を叩きまくるおばさんと同レベルです。
自分はマナーを守っているのに!と。
結果どうなるのか?
その場所は釣り禁止となったり、
マナー違反を犯した個人自体は二度とその場に近づかないだろうが
また新たなマナー違反を犯す者が登場するだけです。
地元にも、釣り中に転落し何人も亡くなった釣り場がある。
当然釣り禁止区域で大きな柵がある。
誰がどう見ても釣り禁止と分かるのだが未だに柵を無視し、入る人が後を絶たない。
自分が数年前に違う釣り場で話した人は
「俺、普段○○で釣りしてるよ~」と自慢げに話していた。
禁止区域に入り込んで釣りをしている事をなぜ自慢するのだろうか?
別に逮捕されないし~ちょっと悪い事してる気分に酔いたいのだろうか?
それにしても釣り禁止区域に行く理由はなぜだか分かりますか?
「釣れるから!」この一言です。
どれだけ高い柵を建てても、入る人は釣れるから入っていく。
じゃあどうすればそこへ人が入らなくなるのか?
その辺り一帯に定置網でも仕掛けて魚がその付近に入らないようにしてしまえばいい!
無理な話だが論理的にはこれが一番、
魚が釣れるという理由に対して釣れないから来る人もいなくなる。
侵入した者は一斉検挙!
釣れるなら隠れてでも侵入する者は現れるだろうし、
大人の事情でごにょごにょする人もいるでしょうけどね!
この程度までしないと、釣りという遊びであっても罪を犯す、マナーを守らない人の
抑止力にはならないのが人間の釣りたい欲望なわけです。
ゴミを捨てる人は隠れてでも捨てるし、マナーを守らない人は言い訳を見つけては
ずっと続ける。
釣りでいうなれば釣れる結果を断ち切らなければマナー違反は消えないのです。
SNS叩きをしたところで叩いてる本人の気分が悪くなるだけで何の解決にもならず、
数日でその情報は違うマナー違反者に目を向けられ消えていく・・・。
釣りに限らずワイドショーを騒がす問題も毎日が延長線上です。
解決しない問題を騒ぐだけだから、また時間の経過と共に人と場所を変えその問題が
名前を変えて現れる。
そしてそれを極悪と考えて叩くフィールドも変わり日頃からのうっ憤を晴らすかのように
SNSと呼ばれるコミュニティー内で騒がれては消え、騒がれては消えを繰り返し
人々は踊らされる。
ここ数年色んな事を思ってきましたが、多くの先輩アングラーたちと話す機会も増え
自分がマナーを守り、ゴミを捨てる人があれば個人で拾えばいい。
釣り場で横入りされたなら、譲ってあげればいい。
そんな風に変化してきました。
騒いだり叩いたりしたところで、釣り場の環境は良くなりません。
それくらいなら毎回ゴミ数個でも拾って帰れば釣り場からゴミは減り続けていく。
必ずそれを見てくれて、捨てていた人も捨てなくなるしその場所にも来なくなるでしょう。
悪いことをする人は善い行為をする人を見るのを嫌います。
罪悪感が沸き上がるから。
そのうちその釣り場に来なくなるか、もしかすると一緒にゴミ拾いを始めてくれるかもしれませんからね。
さぁ、マナーを守って釣りを楽しみ、釣り上げた画像を自信満々にSNSにUPしよう!
それこそがマナーを守っている人の特権であり本来のSNSの楽しみ方ですからね!