水族館に行けば多くの海の生物を見ることが出来ますが
それは展示されている生き物として。
磯遊びや、海水浴に行ったときに観れる事は
水族館とは違った「生き物が住んでいる自然環境」そのものを
間近で見る醍醐味です。
夏は海に出かける事も多いので磯や砂浜に生息する生き物を
観察するチャンスも多いですが、不思議な生き物も多くいます。
形や色など毒のある生物も多いので割と頻繁に見る事の出来る
不思議な生き物を見て行きましょう!
海に生息する不思議な生き物
海に生息するナメクジやカタツムリの様な生き物。
危険を感じると紫色の液体を出し
それが水中でモヤモヤと雨雲の様に見える事から
「アメフラシ」の名前の由来です。
見た目は巨大なナメクジやカタツムリの様で中々にグロテスク、
子供達が見つけると大騒ぎになる。
頭に角の様に見える突起がある為に
中国や英語圏では「ウサギ」を連想する名前が付いていたりもする。
アメフラシは体調15㎝程度にもなるが
「ウミウシ」はもっと小さく数㎝程度の大きさしかない。
さらにアメフラシと比べてとってもカラフルな色の種類が多く
驚くほど派手な「ウミウシ」も多い!
日本近海には500種類も「ウミウシ」の仲間がいますが
中には有毒のウミウシもいる為に素手で触ったりせず
あくまで観察する程度にしてあげると人にもウミウシにとっても
良い事ですよ!
アメフラシもウミウシも貝の仲間として分類され
頭部がオスの機能、後部がメスの機能を持つ「雌雄同体」。
海に生息する小さなエイリアン?とも
話題になる事も多々ある、「ワレカラ」。
磯場で藻の中に擬態し、体長0.5cm~3cm程度な為に
よ~く見ないと気付きませんが
尺取り虫の様に動く為、藻を手に取ってしばらく見てみましょう。
見た目が映画「エイリアン」に登場するモンスターに似ている??
カマキリの方が近い感じがしますが・・・・。
実はワレカラを私たちは食べている方が多くいます。
知らないうちにですけど・・・・
何の食材かというと・・・・
「チリメンジャコ」の中に含まれていることがあります。
もちろん食べても無害なので全く問題無し!!
チリメンモンスターをさがせ! [ きしわだ自然資料館 ] |
自分は釣りで磯渡する時に藻が多い水中の岩によじ登ったりしますが
海から上がると足などに必ず尺取り虫のように歩く
「ワレカラ」がウエットスーツに何匹かくっ付いてます。
ほんとに小さいのですが指で払っても腕部分が鎌のような形の為
中々離れなかったりします。
刺してきたり噛みついたりしないので何ともないのですが。
ぜひ磯遊びに行った際は切れ藻などが浮かんでいたら
「ワレカラ」を探してみてくださいね!
海の生物には毒を持つ生き物も多い
海の生物には毒のある生物が非常に多く生息しています。
家族と磯遊びに行く前に読んでください!釣り人が教える「磯遊びの基本」
特に磯遊びをする際は切り傷を防ぐために勿論ですが
グローブなど、しっかりとした装備で
不用意に生物にも触らないようにしてあげてくださいね。
彼らは生きる為に毒を持つようになり、
人に対しては自分から攻撃する為に毒を持っているわけではありませんから。