もうすぐお盆です。
お仕事の方も多いと思いますが、普段まとまった休日を取れない方には
絶好の釣り期間。
しかし、小さい頃から
「お盆は水辺に近づくな」「お盆に殺生はするな」など
釣りをしてはいけないような話ばかりだったので少し調べてみた。
その土地土地などで、いろんな風習や言い伝えがあるのですべてがこのことに
当てはまるものではないと思います。
2020年のお盆は
旧盆 8月13日 盆入り(迎え火) ~ 8月16日 盆明け(送り火)
迎え火を焚く日がご先祖様の霊が迷わず帰ってこれるようにする目印として火を焚く
お盆の始まりの風習。
この霊界と現世界とを繋ぐ窓口が海とされている。
○ 送り火
お盆の期間に一緒に過ごした先祖の霊を送り出す行事。
京都の「五山の送り火」や灯篭流し、精霊流しも ご先祖様を送り出すお盆の風習の一つ
帰る時も海から帰るのだから「あの世に帰る霊に一緒に連れて帰られてしまう 」
我が家でもお盆に海や川に行くと「海の中に引きずり込まれるから海に行ったらダメ」と
言われてきましたが、このような言い伝えは次に書くような事の筋の通った戒めですよね。
お盆に釣り(殺生)をしてはいけないと言われる理由
お盆期間くらいになると
○ クラゲが大量発生する
○ 土用波が来る
(夏の土用の時期に 千波に一波の割合で通常の2~3倍の大波が発生する)
実は土用波は、遠洋で発生する台風の影響で発生する。
特に大潮と重なった時の土用波は危険です!
○ お盆に殺生してはいけない
釣りに行ってリリースする人には関係ないのじゃないの?
釣った魚は食べなくても、料理に出てくる魚や肉は食べてもいいの? と・・・・
言い伝えが多すぎてまとめるのに困ってしまうが、個人的には
普段、釣りばっかり行ってるので
お盆くらいは家で親戚の集まりやお墓参りなど
ゆっくりしてたら良いんじゃないの? という感じかな。
言い伝えは何らかの意味があることだから
ご先祖様がたまにはなかなか会えない
親戚などと集まって親交を深める機会を作ってくれているのが
お盆でもあるのかな~という気がしてきた。
お盆に釣りをしても良いかどうかは結局、個人の考え方、受け止め方で判断してください。
お盆にやっと休日を取れる方も多くいると思いますし、
ご先祖様も釣り好きだったかもしれない。
考え方は人それぞれで良いと思うし、
釣りに行かれる方は土用波に注意して
キャッチ&イートされる方は粗末に食べなければそれで良いと思う。
昔はお盆に親戚一同集まると
仕出し屋さんで頼んだ、刺し身食べまくってたのを思い出した。