サゴシ・・・・・・・・・・成長過程の呼び名で、サゴシ、ナギ、サワラ と
呼び名が変わる出世魚。
自分のイメージではショアから釣れるのがサゴシサイズ(30cm~60cm)で
オフショアから釣れるのがサワラサイズ(80cm~100cm)
と勝手なイメージを持つ。
大きな系群で2つに分けられる
日本海で釣れるサゴシは、なんと中国の黄海産です。
逆に瀬戸内海から太平洋側で釣れるサゴシは瀬戸内海産です。
産卵場所で大きく2つの分布に分けられるそうです!
人間界と同じように・・ではなく、ヒラメ・マゴチなどと同じように メスのほうが大型化します!
特徴としては魚では珍しく、浮袋がなく、エラも他の魚と比べると少ない。
日本海では5月頃と9月終わりから10月頃になると 群れで回遊するため、青物祭りになり
回遊したタイミングに当たると短時間でパカパカ釣れます。
仔魚の頃から鋭い歯を持ち、自分と同じサイズの魚なら パクパク食べてしまい、
種苗生産は稚魚が共食いするらしく中々に難しいとのことです。
好物はカタクチイワシやイカナゴ。
サゴシカッターと言って、鋭い歯でラインを切られてしまい、ルアーロストした方も多いでしょう。
産卵期は春から初夏にかけて数回に渡り産卵する。
50cm以下だと、昨年生まれの1歳時ということになりますね!
カタクチイワシが豊漁だとサゴシ・サワラ漁も豊漁になると言われ、サゴシがよく釣れる年は
カタクチイワシも大量に接岸している証拠なのかもしれません。
それと「サゴシがよく釣れる年は大雪になる」と観天望気も聞いたことが有ります。
西京焼き!が美味しいです。 刺し身で食べる地域も有れば、
自分は食べたこと在りませんが、炙ってタタキで食べると美味しいそうですよ~