昨年辺りから大きく報道されて問題視されている
「マイクロプラスチックやマイクロビーズ」
洗顔料や歯磨き粉などの使用を来年末までに使用禁止する方針を
英国が打ち出しました。
米国では、2017年7月からスクラブ系の製品でのマイクロビーズが
製造禁止になって2018年6月には販売が全面禁止になります。
いつ頃からか洗顔料に「スクラブ入り」が登場し、これが
「マイクロビーズ」の正体でNHKなどで報道されていたのは
東京で獲れる8割のイワシにマイクロビーズが検出されたと。
排水溝から川へ・・・そして海へ。
分解されずにそこで生活する魚達の口の中に入り分解されないので
胃の内容物として溜まっていく。
考えれば恐ろしい事でそのイワシをフィッシュイーター達が食べていく。
そして、それを我々人間が!
琵琶湖で日本近海の2.7倍ものマイクロプラスチックが検出される!
「マイクロプラスチック」は、紫外線や波の力などで細かく砕かれ、
大きさが5ミリ以下になったプラスチックのゴミ。
自然界では分解されない一方、
表面に有害物質が付着しやすい特徴があるため、魚などが体内に取り込むと
生態系に影響を及ぼすおそれがあると指摘されています。
今回、滋賀県琵琶湖でもマイクロプラスチックの調査が行われましたが
驚きの結果が出てしまいましたね。
なんと日本近海で検出される平均の密度の約2.7倍。
魚から2.7倍もの数値が出たわけではなく、あくまでも密度に対してですが。
マイクロプラスチック、マイクロビーズは我々人間が普段の生活に使用する物に
数多く使われ、もしもプラスチックの容器が無ければ商品の価格は容器代として
高額になり、代替え容器が無ければガラス瓶やアルミ缶だらけにせざる負えなく
なっていくかもしれませんね。
あまりにも生活に密着している消耗品がプラスチックだらけな事に
改めて考える必要がありますね。