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福井県へ田舎暮らしにあこがれ移住して本当に大丈夫?

コロナ禍、アフターコロナで東京などの大都市を離れ

田舎へ移住計画を立てている若い世代が多くなっています。

 

福井県や各市町村でも、いろんなジャンルの創業・就業を目指す方の為に

助成金や、貸住宅、車をレンタルする地域なども数多くあります。

ふくい移住ナビ

そこで福井に住んでいる住民として移住する方へ思う事を書いていきます。

釣りに関してはパーフェクトなのでこちらをご覧ください。

福井県釣り場ポイント 川も海もフィールドは多い

大きな魚を釣りたいのであれば、九州地区へ移住しましょう(笑)




福井県内へ移住する方は真冬に視察へ来てください!

ここ数年は大雪が降ったり、積雪が一切ない年だったり

雪に関する量はバラツキがありますが、

福井県の冬は寒いです。

厚着をすれば”なんとかなる”寒さではありません!

 

都会の方は、公共交通機関を利用し歩くことになれているかもしれませんが

福井県はバス・電車は市内中心部からルートによっては本数が少なく待ち時間も長い。

さらに真冬に積雪がある状態で歩く道路は道幅が狭くなっており、かなり危険。

そして融雪の水で下半身びしょ濡れ、歩行者にはとても不親切な道路状況になります。

 

12月初旬になると初冠雪となり積雪を伴なった雪が降るので、

スタッドレスタイヤは必須です。

ノーマルタイヤに簡易スパイク巻き付けなど、誰も使いませんので

スタッドレスタイヤ一択。

福井県は車が無ければ不自由。

車を所持すれば

ガソリン代・車検代・オイル交換などメンテナンス代・スタッドレスタイヤ、

車を買えば保険に入ることも必要です。

 

自宅には基本エアコンは備え付けられていますが、

寒がりな人はエアコンの暖房能力では寒く、灯油orガスファンヒーターを

併用するお宅もあります。

我が家も灯油ファンヒーター併用していますが、

灯油は重いし臭い・・・。

ガスはプロパンガスは単価が高く、

都市ガスはプロパンガスほど高くはないが市内中心部にしか敷設されていません。

灯油は自宅玄関までガソリンスタンドやガス屋さんが配達してくれますが

㍑+10円ほど配達代がかかります。

冬の生活費は+暖房光熱費覚悟してください!

 

田舎に移住すればするほど、虫や爬虫類が多い!

爬虫類嫌いな方は、市内中心部に住めばそれなりに遭遇しませんが

田舎に住めば、ヘビやカエル、トカゲなど普通に見ます。

虫はどこでも同じだと思いますが、田んぼ、川や水辺がある付近はやはり多い。

 

新型コロナ感染で見られた村八分

あまり自分が住む県のことを悪くは言いたくないが

新型コロナウイルスで感染した人に対して誹謗中傷の的になります!

人口当たりの感染者の割合を考えれば仕方ありませんが、

すぐにどこの誰、あそこの会社の人など、自宅までバレるそうです。

聞いた話だと、感染するとすぐに町内会などで

「この町内から感染者が出たから気を付けて」などと噂話であっという間に広がるそう。

残念なことですが、

田舎ならではコミュニティーの狭さを象徴する村八分が未だ存在する。

これは田舎に住む宿命みたいなものですが、

地域コミュニティーに参加しないと「変わり者扱い」される小さな地区もあるし

”田舎は人が温かい”とは言われるが、

どこにいっても人は人で、噂話が好きな人もいるし

何か起きた時の周りに広まるスピードはあっという間です。

 

福井県は移住に向いている地域?

あまりよろしくない事ばかり書きましたが、

どこへ移住しても人は人だし、変な人も良い人もいます。

山奥に自分たち家族だけで移住でもしない限り

結局はコミュニティーの中に入り込まなければ本当の移住とはいえないかも。

”WEBで仕事して~地元なんて関係ないと”独身の一人暮らしの方は

問題なくやっていけるかもしれませんが、

自分は良くても家族やお子さんは多かれ少なかれ、

地域とのコミュニティーが必要になります。

移住はソロキャンプ、アウトドアキャンプではありません!

 

以前も書きましたが、

田舎暮らしに憧れて移住失敗した人の4つの誤算

青い海が目の前で、樹々に包まれた緑の中で・・・

確かに自然は多いが、良い面だけではなく、悪い面も数多くあります。

田舎暮らしとは田舎に住んでいる者にとっては正直分かりませんが、

古民家のような、火鉢があったり囲炉裏があったりを望んでいるのでしょうか?

そんなもの一般的な福井県の住宅にはありませんし、

火事などの心配があるので危険としか思いません。

 

市内から1時間も掛からず山にも海にも行くことは可能ですが

安定した仕事が無ければ自然を満喫することも出来ないし

あこがれだけで移住しても、毎日の生活で慣れてしまい

なんのために大都市から田舎へ移住するのか?を

しっかりと計画を持って移住してください。

 

 




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