寄稿

ルアーフィッシング上達の近道は?「釣れるフィールドを探せ!」

皆さんお気に入りのルアーは何種類くらいありますか?

上からトップ、ミドル、ボトムと実際には3個あれば十分ですが

カラー選択も含めると1度の釣行に10~20個程度、持参していることでしょう。

その中でも実際にすべてを使っている方は相当な戦略を練っている方だと思う反面、

バイトが無く自己満足なカラー選択で迷ってるくらいであれば

パッとフィールドを変えて移動した方が魚に出会えます。

 

「このカラーでどうしても釣りたい!」等の拘りを持って釣りを楽しむのであれば

それはそれで面白いと思いますが

よく釣りを始めたばかりの方に聞かれる

「〇〇〇に通ってますが、どうしたら魚が釣れますか?

ルアーのアクションどうすれば釣れるようになりますか?」

釣り経験の長い方なら分かるでしょう!

 

「魚がいるところで釣りをしなさい!!」

この一言です。

 

「魚は泳いでるの見たことあるんですけど・・・・」

魚にも捕食する、捕食しやすい場所があり、

地形変化のある所、小魚(ベイト)が溜まりやすい潮通しの所など、

釣れる場所は

人間で例えるのであれば、キッチン・台所です。

中には、部屋で食べる人や車の中で食べる人もいて地形変化のないところ・・・

即ちあなたの釣れない場所で釣れるかもしれないが

確率的には僅かでしょう。

魚が捕食しやすいキッチンを探し当てる方が1年を通して圧倒的に釣れるようになります。





 

ルアーメーカーは、自社の製品が一番釣れるとアピールしたいわけですから

テスターなど、「釣れる場所を知っている方に釣りをさせて釣果をUPします。」

しかし、釣りに行っても釣れない・・・・と嘆く人は同じルアーを使っても釣れない。

釣れない=自分のルアーアクションなど使い方が間違っている。

そんな事を考えてしまう人もいます。

 

現在のルアーバランスは、飛距離は誰が投げても飛ぶし

タダ巻きしているだけで、しっかりと泳ぎ、魚がいれば釣れます!

ほぼ販売されている95%のルアーがそれに該当し釣れるルアーです。

 

魚が釣れる場所を探り当てるまで初心者の方は

「自分のやり方がおかしい・・・」

そんな疑心暗鬼は続きますが、

何匹か魚が釣れる場所を探り当てれば、徐々にルアーカラーに拘り過ぎなくても

釣れると理解し、

 

カラーよりも、ルアーがどのレンジを泳いでいるか?

潮の流れに対してどのルートをトレースするか?

こんな感じでステップアップしていくわけです。

 

ルアーカラーに拘るのは、もっと多くの数を釣りたい!と思うようになってからで

十分であり、それよりも

年間を通して(真冬を除き)安定した釣果を上げることが出来る

フィールド探しから始めるのが

最も釣りが上手くなる上達への近道だと思います!

 

※今回、久しぶりにMオジサンと会って話す機会があったので

その内容をまとめました。

50年近く・・ルアーフィッシングを続けているMオジサンが言うには

現在のルアーほど、容易に釣れるルアー昔は無かったからね・・・・

昔は飛距離が出ない分、

どの立ち位置からルアーをトレースするべきか?

スイムが綺麗ではないルアーを使いどこでアクションをいれるべきか?

多くを考えながら釣りをしなければ釣れなかった!

と話してました。

確かに釣りが上手くなってくると、ルアーカラーに拘るべき時期もある一方で、

それよりも魚の時合いや回遊ルートを探り当てる方が多くの釣果を出せると

考えるようになりますね。

釣りってそんなに難しいものじゃない!

特に現在は使い易い釣り道具ばかりなのですから。

 



-寄稿
-,

© 2024 釣具買取【ファーストワン】