未だに毎年20~30件程度のフグを食べたことによる
「フグ中毒」が発生し、フグ毒テトロドトキシンにより数名の方が命を落としています。
食用可能なフグは、決められた部位のみで
フグの有毒部位の除去は、都道府県知事等が認めた者及び施設に限って取り扱うこととされています。
しかし釣り人が釣ってきたフグを無免許で捌き、フグ中毒が起きる事例が後を絶ちません。
毎年起きる事例の殆どが、
自分で釣ったフグを自分でさばいてフグ中毒。
近所の釣り人にもらったフグを自分でさばいて家族全員フグ中毒になるなど
漁や養殖でフグ料理店で食べた際のルートではありません。
以前も話題になったことがありましたが、
ふぐ調理師の資格がない方が、自分で釣ってきたフグを自分で捌いて食べる事には
違法性はありませんが、
自分以外の誰かに食べさせて「フグ中毒」が発生した際は条例では裁けませんが、
刑法に触れて「自分以外の他人に毒を盛った」と刑事事件に発展する恐れも在ります。
以前お伝えしましたが、
交雑種フグが増えています。素人には判断できない程の違いしかありません。
釣り人要注意!!毒の部位不明、判別も不明の危険なフグが増加中!
フグはフグ専門店や有資格者が捌くフグ料理を食べるに限ります。
決して釣れたからといって自分で捌いて食べない事です。
そして決して他人にも、釣れたフグを譲ってあげたり食べさせない事です。
釣れたフグを食べない方には他人ごとに聞こえるかもしれませんが、
地域によっては昔から家で捌いて食べていた人も多いそうですが
食べないでおきましょう!
年に数回お取り寄せで食べればそれで良いじゃないですか!