偏光サングラス特集で、少しお話した「ガラスレンズの劣化しにくい」事について。
簡単に話してしまうと
プラスチックレンズは
熱、冷え、水、傷に弱く質感が低い!
ガラスレンズは
熱、冷え、水、傷に強く質感が高い!
釣り用偏光サングラスにプラスチックレンズが使われているのは
夏は厳しい太陽光の下で膨張し寒い冬低温で収縮するとレンズが劣化し、
汗で濡れたり潮が付く過酷な環境の釣りに使うなんて矛盾してるのでは?
世の中の流れで済ませてしまえばそれまで・・・ですが一応の理由はあります。
今回はプラスチックレンズの闇とガラスレンズの驚異的な性能に付いてお話します。
眼鏡や偏光サングラスのレンズとして優れているのにガラスレンズは少ない理由
世の中、時短という言葉が流行ったように
サービス業、店舗に来店し購入するサービスはお客様を待たせるのは失礼にあたる。
そんな考えが日本ではとても強く現在でもそれは変わりません。
眼鏡販売も同じで、来店されたお客様に対してフレームとレンズを選んでもらう。
(例)プラスチック偏光レンズ、スポーツタイプフレーム
30分でお渡しできます!等告知してあるお店もあります。
(例)ガラスレンズ偏光サングラス、スポーツタイプフレーム
硬いガラスレンズはフレームに対して誤魔化しがきかない為、慣れてない眼鏡屋さんは1時間ほどかかったりもする。
※既製品は別
ガラスレンズは眼鏡販売店側が枠入れ加工する際のガラス研削に時間が掛かる
最悪割れた場合、クレームとなる事があるので眼鏡販売店側が嫌がる
それに対してプラスチックレンズは加工もしやすく、短時間で作業が済むのでお客様を待たせることも無い。
レンズカラーバリエーションも豊富でビックサイズなフレームに合わせたレンズでもプラスチックレンズは軽い。
こんな事情から1960年頃にプラスチックフレームがまず登場し、次にプラスチックレンズが徐々にメインとなり、
光学性能に優れたガラスレンズのシェアがドンドン少なくなっていったのが実情です。
プラスチックレンズが普及した理由は
「軽い」「カラーが豊富」「工場・眼鏡店で加工が簡単」
プラスチックレンズにはこの様なメリットがあるわけです。
ガラスレンズよりも優れているから?ではなく両者一長一短。
この辺りがプラスチックレンズの闇です。
本来は物を見えやすくするための眼鏡、偏光サングラスであるのに
加工が簡単だから・・・と加工する側の理由でプラスチックレンズを選ばされてしまっている。
ガラスレンズは最も優れた光学性能「釣りに適した偏光サングラスはガラスレンズ!」
これだけプラスチックが強度などが強くなっているのに
どうして車の窓にはガラスが使われるのでしょう?
そう!透明度が最も優れ、プラスチックでは到底及ばず、熱にも強い、傷にも強いからですね!
他には一眼レフカメラのレンズ。
安いモデルのレンズにはプラスチック素材もあるがハイエンドモデルレンズはガラスレンズしか使われておりません!
- 水の中を見ることが重要:光学性能はガラスレンズがNo.1
- 直射日光を受け続ける:ガラスレンズの偏光膜は劣化しにくい
- 塩や水、砂で汚れる:ガラスレンズはジャバジャバ水洗いできるし傷が付きにくい
釣り用偏光サングラスに最も適したレンズは『ガラスレンズ』になりますね!
ガラスレンズの重い、割れるデメリットを技術で改革したガラスレンズ偏光サングラス
一般的にガラスレンズは重いと言われます。
しかし私が出会ったガラスレンズは・・・・・軽い!
一般的にガラスレンズは割れると言われます。
ガラスなので割れることはないと言えませんが野球のボールが直接当たったり誰かに殴られたりでもしなければ割れませんし
割れても目を守れる仕組みになっています。
私が住む福井県には国内シェア95%、眼鏡の聖地と呼ばれる鯖江市をご存知ですか?
鯖江市内だけで眼鏡関連会社は600社以上あります。
そこで一つの素晴らしいガラスレンズの偏光サングラスに出会いました!
釣りを始めてから偏光サングラスを初めて知る方は多く、
目を護る為、釣りのギアとして機能性が素晴らしいこの製品を次回からご紹介していきますのでお楽しみに!