魚の生態

サーフに接岸するベイト「稚鮎」

日本の北から南まで時期は違えど

春になれば小魚が接岸してきます。

生まれて間もない時だったり、少し成長し知恵が身に付き

大きな魚から襲われる回数を減らす為に

夕マズメから朝マズメに岸側へ最も接近して来ます。

今回はサーフに接岸するベイト(小魚)を特集!

 




春シーズン・サーフ接岸するベイト「稚鮎」

 

稚鮎がサーフに接岸している時に狙うは表層です。

これには訳があり、

遡上前の稚鮎は

塩分濃度の薄い表層を回遊することが多い。

この為に、漁港などでも大群で表層を泳いでますよね!

 

地域性が大きくあると思いますが、北陸のサーフで稚鮎が接岸するころは

まだ水温が冷たい場合が多く青物自体が接岸しない場合が多く

ベイトは多くいるけど、肝心なフィッシュイーターが不在で

全く釣れない事を春先に必ず体験します。

こればかりは時期の問題なのでどうしようもありませんが・・・・。

 

稚鮎は成魚に近づくにつれて、冷水を好む様になり

遡上を始める訳です。

 

福井の方では稚鮎に付く青物は水温の関係なのか何なのかは

良く分かりませんが、あまり多くいませんね。

 

稚鮎の方が早く河口に集まり遡上してしまうからでしょうか?

その代わり稚鮎を大好物なシーバスが稚鮎を狙って遡上していきますね。

 

サーフの稚アユパターンはベイトがよく見えるのに釣れないを経験してから

非常に苦手で、歯痒い思いをするベイトであり、この後に接岸してくる

カタクチイワシがベイトになると、なんて釣り易いんだと錯覚に陥ったりもする。

 

だけどもしかすると「単にフィッシュイーターが付いてない」だけなのかも

しれませんね。

 




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