美味しい物

どこまで日本人は鯛が好きなの?たい焼きにも天然物と養殖物がある。

日本人なら一度は食べた事のある「たい焼き」

30代より上の世代は、

子門真人が歌う「およげ!たいやきくん」で

小さい頃、たい焼きは生きている魚だと思い

食べれなかった人もきっといるはず?(笑)

 

 

たい焼きの起源は明治時代

 

たい焼きは今川焼(大判焼き)から派生した食べ物だそうですが

1909年(明治42)創業の浪花家総本店の初代神戸清次郎が創作したのがはじまりとしている。

その経緯は「丸い形の今川焼きを始めたが一向に売れず、

亀の形の亀焼きも失敗。そこでめでたいタイの姿にしたところ、飛ぶように売れたという」

という説があるそうで、

やはり日本人は真鯛の「めでたい」に適うものは無いのかもしれませんね!




 

たい焼きの焼き方で「天然ものと養殖もの」がある

 

漁業の世界には自然の海や川などで漁獲される

「天然物」と

生簀などで育てる

「養殖物」がありますが、実はたい焼きの世界にもその二つが存在します!

 

焼き方で異なる呼び名

 

天然物たい焼き

 

養殖物たい焼き

 

分かりましたでしょうか?

一つ一つの鋳物を回転させながら焼く方法が

天然物のたい焼きで

複数を一度に焼く方法が

養殖物のたい焼きと呼ばれています。

 

天然物は高温で焼くために表面がカリッパリッとしている

たい焼きが多く人気があるそうですが

今では養殖物でも高温で焼ける製法があるそうで

時代と共に天然物たい焼きは減少傾向です。

 

現在のたい焼きの中身は餡だけではなく

ホイップクリームやチョコ、おかずの様な具材のたい焼きがあったり

皮をクロワッサン風に焼く物も・・・・

冷やして食べる冷やしたい焼き等もありますね。

 

福島県のシーラカンス研究で有名なアクアマリンふくしまで販売されている

シーラカンス型のシーラカンス焼きなど

 

時代と共にたい焼きの形から中身まで様々な変化を見ることが出来ますが

それでもやっぱり「真鯛」の形をした

たい焼きが一番多く見られます。

日本人は「めでたい」たい焼きが大好きなのです!

 

追記

こんな豪華なたい焼きも。

『たい焼き櫻家』

 




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