昔、家族で港湾部に釣りに出かけると必ず何匹かで群れをなしている サヨリ を見ました。
あの尖った口に意味は無いらしいが ダツの仲間だそうです。
見かけによらず腹黒い人の サヨリ
サヨリの色は パッと見は銀色ですが、よく観ると背中はイワシのような 青緑色。
筋肉はキスのように半透明だが 腹膜(身を切り開いた時に内側が真っ黒)は
真っ黒に成っていることから 「見かけによらず腹黒い人!」 との、意味合いにもなっています 。
市場魚介図鑑より
植物プランクトンを摂食する時期に強い日光を浴びると、食べた 藻 などが光合成を行い
酸素の気泡が発生し、消化器官が風船のように膨張してしまい海に浮かんでしまう事を
抑制しているためではないか? との意味があるそうです。
プカプカ浮かんでいる サヨリを見たらもしかして、食べた物が お腹の中で光合成し
風船のように膨らんでいるかもしれません! 見つけたら観察してみてください。
小さいサイズは エンピツ・大きなサイズは カンヌキ
釣り人にはサイズで呼び名が付けられていて、小さいサイズは 鉛筆。
大きなサイズは 閂(カンヌキ)と呼ばれます
旬は 秋なのですが、冬から春の間まで釣れます。
昨年の4月頃、福井県の某港の一部に サヨリ の群れが入り、シーバスがボコボコ
ボイルしていたのは 秘密ですww
シーバスアングラーはサヨリパターンでランカーGET
シーバスアングラーの方の中には サヨリが居着く場所を探して狙うという方が居ます。
サヨリに付いているシーバスは サイズが大きいのでファイトもパワフル!!
またサヨリ付きのシーバスは トップで釣れたりレンジが かなり浅い位置で バイトするので
迫力満点で面白いそうです!
マッチ・ザ・ベイトを意識するなら こんな見た目のルアーがあります が これルアー先端まで
尖っててちょっと怖い・・・・・・
リトルジャック サヨリス−Z 99 #02(リアル煌サヨリ)【ゆうパケット】 |
サヨリは 風下から回遊してくる
汽水域まで回遊するサヨリですが、潮の流れに敏感で 風下の方から回遊してきます!
風下 からです!
前にどこかで見たブロガーさんは、アミを風下から巻いて流れに乗せてサヨリを寄せて
自分がシーバスを狙う位置に丁度 サヨリ が付く感じで釣りをする と見ましたが・・・・・・
食べても美味しいサヨリは高級料亭のお吸い物のイメージを自分は持っているのですが、
居酒屋などでも、安くお刺身として食べれたり、ご自宅では一夜干しで炙って食べるのが
美味しいですね!